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【佐藤輝明ヤバい】阪神打線が強くなった3つの理由【西武ファンが考える】

大卒新人の怪物ルーキーに3本のホームランを打たれて逆転負け。

2021/5/28の交流戦、埼玉西武ライオンズは阪神タイガースに7-10で逆転負けしました。

何と言っても、この試合の主役は佐藤輝明選手です。決勝3ランを含む3本のホームランを放ちました。

試合を見ていて「佐藤輝明ヤバすぎ!」と何度口にしたか分かりません。

とはいえ、今年の阪神打線は好調な理由は、佐藤輝明選手だけではないと思えました。

そこでこの記事では、西武ファンの私が考える「阪神打線が強くなった3つの理由」を紹介します。

  • 理由1 ”怪物”佐藤輝明の加入と大活躍
  • 理由2 マルテ、サンズの外国人打者が日本人投手に慣れた
  • 理由3 1,2番打者の出塁率が安定し、3~6番の誰かが打点を稼いでいる
目次

理由1 “怪物”佐藤輝明の加入と大活躍

1つ目の要因は、新人の佐藤輝明選手の活躍です。

佐藤選手の活躍とともに、他の選手への相乗効果も生まれています。

佐藤輝明の活躍

5/28の西武との試合では、1試合3本のホームランを放ち、西武ファンを震撼させました。

もちろん、野球ファンの誰もが「佐藤は怪物だ!」と思ったはずです。

成績も文句なしの打撃成績です。

佐藤輝明選手の成績
打率:.276
打点:38
本塁打:13
出塁率:.326
OPS:.897
(5/28試合終了時点)

強いて欠点を言えば三振が多いことでしょうか。

他にも、メジャーリーグで活躍する大谷選手と似ている点も多く、相手にプレッシャーを与えています。

また、大谷翔平選手にシンクロするかのようにホームランを量産しています。

関連記事 »【シンクロ説】大谷翔平が打てば佐藤輝明もホームラン打つ!?共通点と違いを調べてみた【アベック弾】

6番に佐藤がいると5番のサンズと勝負せざるを得ない

佐藤選手はホームランバッターであるにもかかわらず、主に6番を打っています。

6番に佐藤選手が控えていると、5番はサンズ選手と勝負せざるを得なくなります。

サンズ選手もそのことを分かっているはずですから、自分と勝負してくると考えて打席に臨んでいるはずです。

実際のデータを見てみましょう。

サンズ選手2020
打率:.257
得点圏打率:.333
出塁率:.363
長打率:.451
OPS:.814

サンズ選手2021
打率:.291
得点圏打率:.321
出塁率:.367
長打率:.570
OPS:.936

出塁率や得点圏打率は昨年とそこまで変わりません(それでも素晴らしい数字です)。

しかし、打率と長打率は大きく向上しています。

打率(2020年→2021年)
.257→.291

長打率(2020年→2021年)
.451→.570

この結果には、サンズ選手の努力はもちろんのこと、6番を打つ佐藤選手の影響もあると思われます。

そして、「5番サンズと6番佐藤のコンビに、相手投手はプレッシャーをかけられてしまうのでしょう。

理由2 マルテ、サンズの外国人打者が日本人投手に慣れた

2つ目の要因は、マルテ、サンズの外国人選手が日本人投手に慣れたことだと推測します。

マルテ選手は日本球界3年目、サンズ選手は2年目です。

マルテ選手の成績向上

マルテ選手は来日の1年目はボール球の変化球を打たれされて苦労していました。

昨年も得点圏打率が上がったようですが、大幅な成績向上ではありませんでした。

成績比較 2019→2020
打率:.284→.252
得点圏打率:.225→.286
出塁率:.381→.336
長打率:.444→.447
OPS:.825→.738

一方で2021年は、ボール球に手を出すことも減りつつあります。我慢してフォアボールを選ぶことも増えています。

実際にセ・リーグの四球ランキングの3位になっています。

四球ランキング
1位:村上 宗隆 38個
2位:鈴木 誠也 29個
3位:マルテ   28個
(5/28試合終了時点)

打撃成績も全体的に向上しています。

成績比較 2019→2020→2021
打率:.284→.252→.288
得点圏打率:.225→.286→.371
出塁率:.381→.336→.403
長打率:.444→.447→.510
OPS:.825→.738→.913

これは、マルテ選手が日本人投手の配球などに慣れてきたことが要因として考えられます。

もちろん、阪神の首脳陣からの指示もあるのでしょう。

セ・リーグ得点圏打率ランキング
1位:梅野 隆太郎 .438
2位:マルテ .371
3位:佐藤 輝明 .340
4位:サンズ .321
(5/28試合終了時点)

特に得点圏打率が高いため、3番のマルテ選手は阪神打線で厄介な選手の一人に成長しました。

サンズ選手の成績向上

サンズ選手は研究熱心で有名です。日本球界は2年目のため、これまでの投手との対戦からデータを蓄積してきたのでしょう。

2021年シーズンは素晴らしい成績をあげています。

成績比較 2020→2021
打率:.257→.291
得点圏打率:.333→.321
出塁率:.363→.367
長打率:.451→.570
OPS:.814→.936

このような好成績の要因には、前述した佐藤選手が6番にいることも挙げられます。

それでも、サンズ選手が日本の投手に慣れ、研究した成果と捉えたほうが妥当です。

なぜなら、佐藤選手と勝負を避けるためにサンズ選手と勝負する機会が増えても、ストライクゾーンを打てないと意味がないからです。

実際に、サンズ選手は様々な打撃指標でランキングに入っています。

サンズ選手の成績(セ・リーグでの順位)
本塁打:12(4位)
打点:30(5位)
長打率:.574(3位)
OPS:.936(3位)
得点圏打率:.321(4位)
(5/28試合終了時点)

恐怖の5番サンズ選手は、阪神打線のキーマンです。

理由3 1,2番打者の出塁率が安定し、3~6番の誰かが打点を稼いでいる

3番目の理由は、

1,2番打者が出塁して3,4,5,6番打者がランナーを返すという理想の形ができている

ということです。

普通は「3,4,5番打者がランナーを返す」とよく言われますが、佐藤選手が6番に控えることで、3~6番の誰かが打点を稼げるようになっています。

1,2番の出塁率が安定

1,2番の出塁率が安定しているので、ランナーを置いた状態でクリーンアップを迎えることができます。

2019年から1,2番で出塁率越えで安定しています。

まず1番からみていきましょう。

1番の近本選手の出塁率

1番はほとんど近本選手なので、近本選手のみデータをみていきましょう。

成績推移2019→2020→2021
打率:.271→.293→.272
出塁率:.313→.344→.323

打率も出塁率も安定していますね。2021年シーズンは.323とまずまずの成績です。

しかし、塁に出れば盗塁もできますから、出塁率以上のいやらしさを感じます。

2番の糸原選手の出塁率

糸原選手が2番を打つことが多いので、糸原選手の成績をみていきましょう。

成績推移2019→2020→2021
打率:.267→.294→.307
出塁率:.353→.357→.354

打率も向上しており、出塁率も350付近で安定しています。

特に開幕からは絶好調で、阪神タイガースの快進撃を支えています。

1回表からランナーを置いて3番を迎える

このように、1,2番のどちかが出塁する確率が高くなります。

ここで、1番近本選手の出塁率.323と2番糸原選手の出塁率.354から、1回の攻撃を考えてみましょう。

1,2番の出塁率から、1回の攻撃でマルテ選手に回ってくる状況をみていきましょう。

近本選手のみ出塁する場合の確率
323/1000 * 676/1000 = 0.218…

糸原選手のみ出塁する場合の確率
677/1000 * 354/1000 = 0.239…

近本、糸原両選手が出塁する場合の確率
323/1000 * 354/1000 = 0.114…

近本、糸原両選手が出塁しない場合の確率
677/1000 * 646/1000 = 0.437…

つまり、マルテ選手の1回表の打席の時には、

ランナーがいない確率 = 0.437

ランナーありの確率(得点した場合は除く)= 0.562

と、1回表からランナーを置いた状態で、マルテ選手を迎える確率が高くなっています。

このように、初回から得点できる状況を作り出す1,2番打者が、阪神打線の礎となっています。

3~6番(マルテ、大山、サンズ、佐藤)の誰かが打点を稼いでいる

出塁したランナーを返す打者が揃っています。

成績をみても圧倒的です。

スクロールできます
打順名前打率打点本塁打出塁率長打率OPS得点圏打率得点四球死球三振
3マルテ0.2882690.4030.510.9130.3712728328
4大山悠輔0.2882650.3240.4850.8090.256228123
5サンズ0.29130120.3670.570.9360.3212420127
6佐藤輝明0.27638130.3260.5710.8970.3402614164
2021/5/28 試合終了後時点

大山選手はケガで離脱していた期間があるので、HR数は少ないですが、全体的にはHRと打点を稼げる打者が揃っています。

全員の指標がよいため、相乗効果が生まれています。

例えば、各打者が素晴らしい成績なので、簡単にフォアボールで次の打者と勝負することができません。

そうなると、相手投手はストライクゾーンで勝負しないといけないので、打者はボール球を考えなくてすみます。

このように、3〜6番打者の誰かと勝負を避けてもランナーが溜まる一方で、さらにその後の打者でタイムリーを打たれる確率が高くなります。

6番がホームランバッターの佐藤選手なので、

3番から6番までクリーンアップ状態

だと言っても過言ではありません。これが、阪神打線が強いと言われる要因にあると思います。

阪神打線が強い理由まとめ(佐藤輝明の活躍、外国人打者の慣れ、3~6番が凄い)

この記事では、西武ファンの筆者が阪神打線が強い理由を考えてみました。

2021/5/28の交流戦では佐藤選手の1試合3ホームランもあり、西武投手陣は恐怖の阪神打線を体感したと思います。

阪神打線が強くなった理由は、この記事では次の3つだと紹介しました。

  • 理由1 “怪物”佐藤輝明の加入と大活躍
  • 理由2 マルテ、サンズの外国人打者が日本人投手に慣れた
  • 理由3 1,2番打者の出塁率が安定し、3~6番の誰かが打点を稼いでいる

この他にも理由はあると思いますが、中でも1番の要素は佐藤輝明選手の活躍でしょう。

次に大きいのが、マルテ選手とサンズ選手の日本投手への慣れだと思います。

阪神打線は怖い。これは、セ・リーグ球団だけではなく、パ・リーグ球団も感じていることです。

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