この記事では、DAZN(ダゾーン)のメリット7つとデメリット5つを紹介します。
本記事は、DAZN(ダゾーン)の中でも野球中継を見たい人向けに書いた記事です。この点、ご注意ください。
この記事の特徴は、
よくあるブログの記事で見かける「DAZNの一般的なメリット・デメリット」ではなく、DAZNを約2年半使い倒して僕が感じた「DAZNのリアルなメリット・デメリット」である
ということです。
僕は2017年から3年半もネットの動画中継サービスを使っています。
DAZNは2018年から使っているので、2年半も使用しているベテランです。
しかも、野球のシーズン中はほぼ毎日DAZNで試合を見ていましたから、より詳しいメリット・デメリットになっていると思います。
以下は僕のネットの動画中継の利用履歴です。
- 2017:スポナビライブ(現在サービス終了)
- 2018:DAZN
- 2019:DAZN
- 2020:DAZN、*SPOZONE
- 2021:DAZN
*SPOZONEはメジャーリーグや韓国プロ野球が視聴できるサービスです。詳しくは次の記事で書いています。
【無料会員あり】SPOZONE(スポゾーン)の登録方法を解説【メジャーリーグも視聴可】
そんな僕が感じたメリット・デメリットを次の表にまとめました。この記事では、これらについて詳しく解説していきます。
メリット | デメリット | |
配信試合 | ・プロ野球12球団の試合が「同時に」見れる ・メジャーリーグの試合が格安で見られる | ・広島カープの主催試合が見れない ・メジャーリーグは毎日3,4試合ほどしか見れない |
機能 | ・オリジナルコンテンツが充実 ・見逃し配信機能、ハイライト配信機能、ダウンロード機能が便利 | ・見逃し配信機能は視聴期限がある |
使いやすさ | ・イニング間のCMがそこまでうざくない ・データ通信量削減モードが使える | ・ディレイ(遅延)がたまにある |
料金・コスパ | ・コスパ最高!毎日見れば、1試合あたり77円(税込)換算 | ・月額料金が安い!でも割引ユーザーと847円も差がある |
比較と考察をした結果、野球好きにとってはコスパが良く、総合的に価値があるという結論に至りました。
それでは、詳しく見ていきましょう。
*DAZNは2020年シーズンでメジャーリーグの配信を行いませんでした
*2021年シーズンも中継の発表をしていません(2021/3/27現在)
そのため、この記事でまとめた「メジャーリーグ配信についてのメリット・デメリット」はメジャーリーグ配信時点でのものとお考えください。
メジャーリーグを見たい方は、SPOZONEというサービスが代替となるでしょう。SPOZONEについては別記事を書きました。↓
【無料会員あり】SPOZONE(スポゾーン)の登録方法を解説【メジャーリーグも視聴可】
DAZN(ダゾーン)で野球中継を見て感じたメリット7つ
まずは7つのメリットを紹介します。
- プロ野球12球団の試合が「同時に」見れる
- 野球オタクならコスパ最高!1試合あたりの料金が安い
- イニング間のCMがそこまでうざくない
- オリジナルコンテンツが充実
- データ削減モードができた
- 見逃し配信・ハイライト機能がある(ダウンロード機能も)
- MLB(メジャーリーグ)の試合が格安で見られる(MLB.TVは高い)
1. プロ野球12球団の試合が「同時に」見れる
Daznで野球中継を見る最大の魅力は、12球団の試合を見ることができる点です。
Daznでは、広島カープの主催試合以外の全ての試合が配信されるため、多くの試合を楽しむことができます。
テレビの野球中継の場合、BSやスカパーなどで見れることができます。しかし、全ての試合を同時に見ることができません。
ネット中継であれば、「パ・リーグTV」や楽天TV「Rakuten パ・リーグSpecial」などがありますが、見ることができたとしてもパ・リーグの試合のみです。
そのため、広島カープの主催試合以外の全ての試合が視聴できることは、Daznの最大の魅力です。
もう少し掘り下げると以下のような利点があります。
1日複数試合を視聴できる
昼はデイゲームの試合、夜はナイトゲームの試合のように、1日複数試合を視聴できます。
また、朝の時間帯にメジャーリーグの試合を観戦できれば、1日3試合見れますので、野球三昧の1日を過ごすことも可能です。
野球三昧な過ごし方もできますね!
いろいろな試合のいいところどりができる
例えば、
巨人対阪神戦のチャンス・ピンチの試合を見て、そのイニングが終われば今度は西武対ソフトバンク戦を見る
のように、コロコロと変えることができます。
試合を決める重要な場面や、自分が見たい場面をピンポイントで見れることはメリットです。
同時に2試合見ることができる
Daznはデバイスが異なれば、同時に2試合見ることができます。つまり、2台まで同時視聴が可能です。
そのため、PCで1試合、スマホでもう1試合視聴、のように2試合同時に見れます。
具体的な制約としては
・2台まで同時視聴が可能
・登録デバイスは6つまで
です。
2. 野球オタクならコスパ最高!1試合あたりの料金が安い
1試合あたりで考えるとDaznはコスパ最高です。
DAZNの料金は
①通常ユーザー・・・1,925円(税込)/月
②docomoユーザー・・・1,925円(税込)/月
(2020年9月30日以前に加入したユーザーは1,078円(税込)/月)
です。
これを1試合あたりの料金で考えてみます。
毎月25試合で毎日1試合見るとすると、
通常なら
1925円(税抜)/25試合 = 77円(税込)/試合
です。
毎日2試合見るとすると
通常なら
1,925円(税込) /50試合 = 38.5円(税込)/試合
です。
本当に野球好きなら安すぎますね。コスパ的に最高です。
3. イニング間のCMがそこまでうざくない
テレビなどで野球中継を見ていると、「CMが長いな~」と思ったことはありませんか。だいたい60~90秒くらいは流れているのではないでしょうか。
でも、DAZNの場合はそこまで長くありません。これは地味にメリットではないかと思います。
プロ野球のイニング間のCM
日本のプロ野球のイニング間だと、CMの種類は1つか2つくらいなので15~30秒くらいです。DAZN自体のCMもありますが、そこまで「ウザイ」という印象はありません。
イニング間は実況や開幕も休憩になることが多いですから、CMが終わった後は、
球場がそのまま映り、声もあるから球場にいる気持ちになる(6/28現在は無観客試合のため声は聞けますが、観客が入った時にもベンチの声が聞こえたりするのは貴重)
ことがあります。
例えば、ベンチでの「さあいけ~!」とか「この回行こうぜ!」などの声が聞こえました。また、イニング間に球場のファンの方を映す人「*ファンカム」も見れたりします。
*ファンカム:球場のカメラが球場のファンにスポットをあて、選手のかけ声やポーズをしたり、カップルであればキスを推奨するなどして、イニング間を盛り上げる試み
MLBのイニング間のCM
MLBのイニング間のCMは、DAZNの他の番組の番宣(番組の宣伝)がほとんどです。
こちらはプロ野球のイニング間と違い、ちょっと長いです。去年(2019)は体感として60秒~90秒くらいでした。
でも、その後半の30秒くらいは、MLBの好プレーや名シーンが流れるのでおもしろいです。
4. オリジナルコンテンツが充実
Daznでしか見ることができないオリジナルコンテンツもおもしろいです。
開幕予想番組や巨人のドキュメンタリー番組、または選手へのインタビュー企画もあります。
例えば最近だと、巨人の原監督の特集を見れたり、オリックスの山本由伸選手のインタビューをじっくりと聞くことができました。
5. データ削減モードができた
2019年から「データ削減モード」ができたので、データ通信量を節約できます。
私は2018年から使っていたのですが、データ通信量が多くかかっており、とても困っていました。
しかし、「データ削減モード」ができたことで、スマホのデータ通信量制限にひっかかることがなくなったのです。これはとても助かりました。
以前までは画質が選べず一定だったので、「データ量」がかなり消費されいたわけです。そうなると、通信量を気にする人は、見る時間をしぼっていたわけですね。
でも2019年からは「データ量削減モード」にすれば、画質が落ちる代わりにデータ量の消費速度を遅くできます。
電波などの状態によりますが、だいたいの場所で画質が落ちても問題なく試合を見ることができました。
6.見逃し配信・ハイライト機能がある(ダウンロード機能も)
利用者にありがたい機能が3つ備わっています。
それぞれ見逃し配信機能、ハイライト機能、ダウンロード機能です。
見逃し配信があるから後からでも視聴できる
見逃し配信は、文字通りライブで見ることができなかったシーンを見ることができる機能です。
DAZNの特徴は、試合が始まった瞬間から見逃し配信で試合を見ることができる点です。
その他のサービスの中には、「見逃し配信は試合が終わってから数時間後に配信される」というものもありますから、試合後すぐに最初から見れるのはメリットですね。
例えば18時から試合開始だった場合、途中からしか試合を見れない場合に役立ちます。
これが「試合終了後にならないと見逃し配信がない」サービスだと、試合中はライブ配信しか見れないわけです。
試合を最初から見たいのに、試合中はライブ配信しかなかったら最悪。でもDAZNは試合中でも最初から再生できてホントにありがたい。
ハイライト機能は時間がないときに超役立つ
見逃し配信機能では、試合の全てを見ることができるフルタイム視聴と、試合のハイライトシーンだけを見ることができるハイライト機能があります。
ハイライト機能は、約3~5分であることが多いため、フルタイムで全てを見れない場合に役立ちます。
ダウンロード機能でオフライン視聴可(メジャーの試合のみ)
以前までダウンロードできなかったのですが、ついにダウンロード機能がつきました。
ダウンロードできれば、いつでもどこでもあなたのデバイスから再生可能です。
でも日本のプロ野球の試合は権利の関係からダウンロードできません。メジャーの試合はできますが、プロ野球の試合はできないので注意してください。
また、ダウンロード機能は見逃し配信と違い、試合終了後にすぐにダウンロードできるわけではないことも覚えておいてください。
7.MLB(メジャーリーグ)の試合が格安で見られる(MLB.TVは高い)
最後のメリットは、MLB(メジャーリーグ)の試合を安く見ることができる点です。
全てのメジャーの試合をDAZNで見ることはできませんが、次のような試合を見ることができます。
- 日本人メジャーリーガーの試合
- メジャーのオールスターの試合
- メジャーのポストシーズンの試合(ワールドシリーズ含む)
*DAZNは2020年シーズンでメジャーリーグの配信を行いませんでした
*2021年シーズンも中継の発表をしていません(2021/3/27現在)
そのため、この記事でまとめた「メジャーリーグ配信についてのメリット・デメリット」はメジャーリーグ配信時点でのものとお考えください。
日本人メジャーリーガーの試合を見るならコスパが良い
メジャーリーグで活躍する日本人メジャーリーガーを見たい人にとって、DAZNはコスパがいいですね。
なぜなら、DAZNなら追加料金なしで*日本人出場試合が見れるからです。
*全てではありません
DAZN以外でメジャーリーグの試合を見る方法には、「MLB.TV」を利用することが挙げられます。「MLB.TV」とは、MLB公式が運営するストリーミング配信サービスのことを指します。
でも、MLB.TVの月額料金はちょっと高いです。月額24.99ドルもします(1ドル105円で換算すると、約2,624円)。
もちろん、メジャーリーグの試合を全て見たい!という人に超お得だと思います。
しかし、日本人メジャーリーガーだけ見たい人にとっては、ちょっと高いなと感じるのではないでしょうか。
また、BS-NHKで日本人出場試合を見ることができますが、全ての試合ではありませんし、DAZNのようにどこでも見れるわけではありません。
完全に自慢です。大谷翔平選手が投手としてのホームデビューした試合は、DAZNで全部見ることができました!
ライブで見ていたので、朝の通勤電車内でガッツポーズしてしまいましたよ!
MLB(メジャーリーグ)のポストシーズンをほとんど見れる
メジャーリーグのポストシーズンの試合を見ることができる点は、大きなメリットです!
MLB.TVで見ると高いですし、BSなどでは全部の試合を見れるか分かりません。
メジャーリーグのポストシーズンの盛り上がりは見る価値ありです。彼らは本気ですから。
なぜなら、メジャーリーガーはWBCが世界一を決める大会と思っていない選手が多く、ワールドシリーズこそが「世界一」を決める試合だと思っている選手が多いですから。
なにせ大会名が、「メジャーリーグシリーズ」ではなく「ワールドシリーズ」ですよ。大会名をつける段階から、相当気合が入っているわけです。
そんなポストシーズンの盛り上がりは、日本のプロ野球のクライマックスシリーズや日本シリーズと比べても、同等かそれ以上なわけです。
このようなメジャーリーグのポストシーズンを見れることは、野球ファンとして熱いです。
私自身も、ヤンキースの田中選手やドジャースの前田選手が出ている試合をハラハラドキドキしながら見ていました。
日本代表選手として「がんばってくれ~」と思いながら応援していました。
球場の盛り上がり、雰囲気もいいですから「最高」です。
DAZN(ダゾーン)で野球中継を見て感じたデメリット5つ
次に使い倒して感じた5つのデメリットを紹介します。
- 月額料金が安い!でも割引ユーザーと847円も差がある
- 広島カープの主催試合が見れない
- MLBは毎日3,4試合ほどしか見れない
- ディレイ(遅延)がたまにある
- 見逃し配信機能は視聴期限がある
1. 月額料金が安い!でも割引ユーザーと847円も差がある
Daznの月額は1,925円(税込)です。しかも2020年9月30日以前に加入したdocomoユーザーの場合、1,078円(税込)ともっと安い。
でも、特定条件を満たすdocomoユーザーは安くなって嬉しいはずですが、それ以外は通常の1,925円(税込)と847円も差があります。ちょっと不公平感を感じますね。
どうせなら「同じ値段にしてくれ」という意味で、デメリットとして挙げました。
2. 広島カープの主催試合が見れない
デメリットの2つ目は、広島カープの主催試合で配信されないことです。
マツダスタジアムを中心に、広島カープの主催試合は見れないので注意が必要です。
*広島カープがビジターの試合は見れますのでご安心を
ただ、2019年は広島に加えてヤクルトの主催試合が配信されていませんでしたが、2020年以降はヤクルトの主催試合も配信されます。
そのため、2020年以降は2019年よりは多くの試合が見れるようになりました。
とはいえ、カープファンには残念ですが、カープの主催試合はDAZNで見ることができないことを、頭にいれておいたほうがいいでしょう。
*2020年7月24日追記:中日の一部の主催試合も見れないことがあるようです。
3. MLBは毎日3,4試合ほどしか見れない
日本のプロ野球は広島カープの主催試合以外の全ての試合が見れますが、メジャーリーグの試合は全試合を見れるわけではありません。
1日に配信されるのは、DAZNがピックアップした3,4試合だけです。
もちろん、ピックアップされる試合は、日本人選手が出場する試合が選ばれることが多いです。
特に大谷翔平選手の試合は、人気があるからかほとんどの試合で視聴可能です。
しかし、カブスのダルビッシュ投手、ツインズの前田投手、ヤンキースの田中投手の試合など、大谷翔平選手以外の試合は選ばれないことが、たまにあります。
今日はダルビッシュ見たかったのにDAZNでやらないんかい!
と思うときも、たまにあります。
でも、2018,2019年とDAZNを使い倒してきた経験上、日本人選手が所属する試合が選ばれる確率の方が高いですね。
*DAZNは2020年シーズンでメジャーリーグの配信を行いませんでした
*2021年シーズンも中継の発表をしていません(2021/3/27現在)
そのため、この記事でまとめた「メジャーリーグ配信についてのメリット・デメリット」はメジャーリーグ配信時点でのものとお考えください。
4. ディレイ(遅延)がたまにある
ライブ配信ですので、どうしてもディレイ(遅延)があります。画面がクルクルして、止まってしまう現象です。
これは画質やWifiの環境に変わってきます。
画質を落としたり、よりWifi速度が速いところで見ればそこまで気になりません。
画質はDazn画面で選べるため、ディレイ(遅延)がある場合は、画質を落とすことで解決できる場合がほとんどです。
5. 見逃し配信機能は視聴期限がある
見逃し配信機能は永遠に視聴できるわけではありません。一定の視聴期限があるため、デメリットに挙げました。
一般的に見逃し配信は①フルタイム再生と②ハイライト再生があるのですが、
①フルタイム再生・・・一般的に7日間まで視聴可能
②ハイライト再生・・・一般的に30日間まで視聴可能
です。
一部のコンテンツは、見逃し配信ができないケースもあるようです。
しかし、プロ野球などは、よほどのことが無い限り見逃し配信が行われるようです。
僕自身2年半以上使っていますが、見逃し配信がなかったことはあまりないように感じます。
見たい試合は早めに見るようにすれば安心ですね。
DAZN(ダゾーン)で野球中継を見るメリット番外編
こちらでは、7つのメリットに書ききれない利点を書きます。
無料で1ヶ月視聴できる
これはメリットといえばメリットです。無料期間があることで、使ってみて合わないなと思えれば、1ヶ月以内であれば解約にお金はかかりません。
とはいえ、この無料期間があるというのは他の動画視聴サービスにもありますから、あえて7つのメリットからは外しました。
野球以外のスポーツの試合も視聴可能
DAZNは野球以外のライブ配信しています。
- Jリーグ(サッカー)
- 海外サッカー
- バスケットボール
など、野球以外の試合も見ることができます。
この記事では野球に絞った記事のためメリットから外しましたが、他のスポーツの試合を見る人にとっては大きなメリットです。
*具体的にどんな試合が見れるかについては、DAZNのサイトをご確認ください。
DAZN(ダゾーン)で野球中継を見るメリット・デメリットの比較
ここからは、ここまで挙げたメリットとデメリットを振り返り、比較したいと思います。
比較し、DAZNについてより詳しく考察したいと思います。
Dazn(ダゾーン)のメリット・デメリットの比較
比較するため、本記事で取り挙げたメリットとデメリットを表にしました。
次の4つの切り口で分けました。
- 配信試合
- 機能
- 使いやすさ
- 料金・コスパ
メリット | デメリット | |
配信試合 | ・プロ野球12球団の試合が「同時に」見れる ・メジャーリーグの試合が格安で見られる | ・広島カープの主催試合が見れない ・メジャーリーグは毎日3,4試合ほどしか見れない |
機能 | ・オリジナルコンテンツが充実 ・見逃し配信機能、ハイライト配信機能、ダウンロード機能が便利 | ・見逃し配信機能は視聴期限がある |
使いやすさ | ・イニング間のCMがそこまでうざくない ・データ通信量削減モードが使える | ・ディレイ(遅延)がたまにある |
料金・コスパ | ・コスパ最高!毎日見れば、1試合あたりの料金が安い | ・月額料金が安い!でも割引ユーザーと847円も差がある |
メリット・デメリットの比較結果の考察
比較結果を、次の4つの視点ごとに考察していきます。
配信試合
野球を多く見たい人にとっては、12球団の試合が見れることはメリットでしょう。
とはいえ、広島カープファンにとっては、カープの主催試合が配信されない点はとても痛いです。カープファンは別のサービスで試合を見る必要があると言えます。
また、メジャーの日本人選手の試合も配信されることから、「プロ野球もメジャーも楽しみに尽くしたい」という人にとっては、DAZNは超お得なサービスと言えるでしょう。
機能
機能としては、見逃し配信がとても便利です。試合中だったとしても、試合の最初から見ることができます。
他のサービスには、「試合終了しないと試合を最初から見れない=ライブ配信しか見れない」ということもあるので、これは大きな特徴です。
とはいえ、見逃し配信には視聴期限があるため、この点はデメリットであり、注意点と言えます。
使いやすさ
データ通信量削減モードができたことで、かなり使いやすくなっています。
以前までは画質も変更できず、データ通信量を気にしながら見る必要があったのです。しかし、少し画質を落としたりすれば(特に問題なく見れます)、データ通信量をそこまで気にしすぎないで視聴可能となっています。
たまに画面の読み込みにディレイ(遅延)がありますが、頻繫にということではないので、wifi環境なとを整えることで対応できると思われます。
料金・コスパ
試合を毎日見る人であれば、DAZNのコスパは最高です。料金は以下のように、月に一定額となっています。
通常のユーザー:1,925円(税込)/月額
2020年9月30日以前に加入したdocomoユーザー:1,078円(税込)/月額
デメリットは、通常ユーザーで割引差が大きいことでしょうか。
その他のデメリットとしては、1ヶ月に1,2試合しか見ないというように、あまり試合を見ない人にとっては、コスパは悪くなってしまう点でしょう。
総合的な考察
総合的に考えると、野球の試合をたくさん見たい!という人にとって、DAZNはコスパ的にも最高でしょう。
しかし、特定の条件に当てはまる人にとっては「良くない」サービスかもしれません。
その特定の条件とは以下のような人です。
- 広島カープの主催試合を見たい人(カープ主催試合は配信されません)
- メジャーリーグの試合を全て見たい人(毎日1~4試合しか配信されません)
- 1ヶ月あたり、野球の試合を1,2試合しか見ない人
以上のような人は、広島のケーブルテレビやMLB.TVなどの契約を考えるべきでしょう。
結論:DAZN(ダゾーン)は野球をとことん見たい人にはオススメ
*DAZNは2020年シーズンでメジャーリーグの配信を行いませんでした
*2021年シーズンも中継の発表をしていません(2021/3/27現在)
そのため、この記事でまとめた「メジャーリーグ配信についてのメリット・デメリット」はメジャーリーグ配信時点でのものとお考えください。
総合的に考えると、野球の試合をたくさん見たい!という人にとって、DAZNはコスパ的にも最高です。
月額は1,925円(税込)かかりますが、見逃し配信を含めて毎月25試合を見るとすると、
と1試合あたり格安で見ることができます。
そのため、いろいろなや野球の試合が見たい、推しのチームの試合を全てみたいという人にはオススメです。
ただし、(1)広島カープの主催試合は全て見れないこと、(2)メジャーリーグの試合は全て見れないこと、はデメリットとして大きいです。これらの試合を見たいという方は、別のサービスを検討したほうがいいでしょう。
使用に迷っている方は、DAZNの無料のトライアル期間(1ヶ月)を試すと良いです。
無料のトライアルを試し、使ってみて満足しなかった場合、無料期間中に解約すれば料金はかかりません。
そのため、無料トライアルで視聴し、この記事で取り挙げたメリット・デメリットを確認しながら、そのあと継続するかを考えることをオススメします。
DAZN(ダゾーン)を無料で始める方法
DAZN(ダゾーン)を無料で始めるには、以下のサイトから登録するだけです。
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